盛大なパレードも終わり、ジャイアンツは歓喜にひたる1週間でした。
しかし、FAの契約、補強トレードと、連覇へ難問が待ち構えています。
2010年優勝後のオフと今は、状況が違うのがいいのですが。
2011年はベテランが多く残り、故障者が出て、アリゾナに抜かれ、
前半の勢いは1年間保ちませんでした。
今季のオフは各ポジションに若手が成長(ベルト一塁手、
クロフォード遊撃手ら)しているのが、明るいのです。
他球団がうらやむほどの先発ローテ陣は不動。
この先発5人はすべて長期契約中。安定感は大リーグ一番です。
心配なのは救援陣。ヒゲの王様、ウィルソンはトミー・ジョン手術の
あとで今季は休養、2013年はいつ投げられるか?です。
その上、アフェルドはFA、モタも離脱。いい救援投手を探すのが大きな課題
になりました。
外野もペンス、ぺーガンが今ひと息で来季は?エンゼルスを去るハンターを候補に
挙げている、とも伝えられています。
来年のナ西地区は再起のドジャースを始め、ライバルは強化しつつ
あります。2011年は4番のポジー捕手が5月故障、その穴埋めはできません
でした。MLBコムは各ポジション別に分析して紹介していますが、大きな
誤算が起きないよジャイアンツは慎重に備えています。
了
コメント