ア西地区の優勝を懸けた、レンジャーズ対アスレチックスは、2日、
アスレチックスが連勝。ついに、93勝68敗の全くタイに並びました。
まさに、まさかの追い込みです。
アスレチックスは3-1の逆転勝利。このカードも10勝8敗と勝ち越し。
明日3日の閉幕は、地区優勝をどちらが取るのか、運命を懸けた最終戦。
レンジャーズは、オークランドでは勝てない(これで2勝6敗)のが痛手。
デンプスターが先発しますが、打線が不振。この日も5安打、1点先制が
やっとでした。
アスレチックスは2006年以来のポスト・シーズン。負けた方はワイルドカード
へ回る羽目になります。東も「1差」で最後まで分かりません。
もし、オリオールズが勝ち、ヤンキースが敗れてタイに並べば、
オリオールズが地区V、ヤンキースはワイルド・カード。
レンジャーズがリーグ3連覇へ、力を見せるか、アスレチックスの奇跡
の追い込みか。
6月10日はマイナス「9」。一時9連敗し、4位に定着していた
アスレチックス。6月30日は、首位・レンジャーズと、最大「13差」
も開く最下位でした。
このような「13差」追い込みの歴史をたどると、1914年のボストン・ブレーブス、
1951年のジャイアンツ、1978年ヤンキース、1995年の
マリナーズの4チームしかありません。
新人を19人起用(12人は投手)。この恐れを知らぬヤング集団が建て直した
のです。この勢いはすさまじいものがあります。
CBSスポーツラインのレポートでした。
了
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