ア・リーグ・シリーズ第3戦。舞台はデトロイトへ。不振のヤンキースは
9回、9番のヌネス遊撃手がファウルで粘り、左翼席へ本塁打。
やっと1点を返しましたが、さらに2死からティシェラ、カノが安打した
チャンスも、イバネスがフルカウントから空振り三振。
ついに3連敗。このケースで大逆転(4連勝)したのは、2004年の
ア・リーグ・シリーズ、ヤンキースに3連敗したレッドソックスの例が
あるだけです。
3連敗のあと(第3戦は19失点の惨敗)レッドソックスは、第4戦、
延長12回裏、オルティーズのサヨナラ2ランで1勝、第4戦も14回に
サヨナラ、ニューヨークへ戻った第6戦は4-2、最終戦は10ー3の
圧勝でした。
このときの無念を晴らすチャンスですが、今は打線もどん底。
この日は、Aロド、スイシャーを外す荒療治も効果ナシ。
テレビで見る限り、チームに疲れ切っていて、生気がありません。
その上、リーダーのジターも失いました。
豪腕・バーランダーにわずか3安打(イチローが2安打)では
とても勝ち目はありません。
カノはやっと9回に左前安打(29打席ノーヒット止まる)した
ものの、8試合でチーム打率は・200。ヤンキースのポスト・シーズン史上
ワースト記録(1921年のワールド・シリーズで・207)です。
明日はエース、サバシーアが先発。2004年のレッドソックスの
ように奇跡は起きるかどうか?
MLBコムのレポートでした。
了
コメント