ジャイアンツはついに、新たな歴史を刻みました。
ホームで2連敗から、敵地へ移動して逆転の3連勝。ナの地区シリーズ
で史上(1995年から地区シリーズ設定)初めての快挙です。
5回表、一気の6点。6-4の勝利。
主役は4番のバスター・ポジー捕手。今季、ナ・リーグ首位打者。
この回、左翼へ満塁本塁打。自身、2010年7月7日、ミルウォーキー
で打って以来、2本目の快打です。
「2連敗していても、だれもギブアップしていなかった」
と言うポジー。「彼はいまや、まさにチームリーダー」と、ブルース・バウチー監督。
2010年、ワールド・シリーズを優勝して以来のリーグ・シリーズへ。
ジャイアンツのポストシリーズ満塁本塁打は、1989年のウィリー・クラーク
一塁手(リーグ・シリーズ)チャック・ヒラー二塁手以来、3人目。
ポジーは昨年5月25日、ホームのマリナーズ戦。強引にホームへ
突入してきた走者に体当たりされ、左脚を骨折の重傷。以後、シーズン
を棒に振る悪夢を乗り越えた今季。この快打は、本当に
うれしいに違いありません。
レッズはシンシナチで17年間、ポスト・シーズンを勝っていない歴史
を、またも破ることはできませんでした。
19勝のエース、クエトを第1戦の1回で失うとは、だれも予想できない
アクシデント。運命の明暗をつくずく感じるシリーズでした。
CBSスポーツラインのレポートです。
了
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