デトロイトへ移動したワールド・シリーズ第3戦。27日、土曜日の
ナイター。
タイガースは全く打てません。この日も5安打(全部シングル)しか
打てず、ジャイアンツの先発・ボゲルソンになすすべもなし。
特に3番・カブレラ、4番・フィルダーの看板コンビが、ここ、という
ときに打てないのです。
フィルダーは1回裏、1死1、2塁で二塁ゴロ併殺打。チェンジ。
カブレラも5回2死満塁で遊撃フライ。これではどうにもなりません。
この日は気温8度の寒さ。「ウチのベンチはヒーターを入れて
温かくしておく」という冗談も冷えていました。
ワールド・シリーズ史上、3連敗からの逆転優勝は一度もありません。
2004年のア・リーグ・シリーズでレッドソックスがヤンキースに
大逆転した4連勝が一度あるだけです。
タイガースは残塁9。「だれかがどこかで打てば、流れは変わるのに」
という嘆き節です。
ジャイアンツはポスト・シーズン一気の6連勝。タイガースは
ワールド・シリーズ6連敗。このまま沈黙で終わってしまえば、近来に
ないつまらないシリーズになりそうです。TV視聴率もワースト。
何とか見せ場を、と、ファンは嘆きます。
MLBコムのレポートでした。
了
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