巨体をふるわせ「信じられない。こんなに打てるとは」と、繰り返す
サンドバル三塁手。ワールド・シリーズは第1戦に3アーチ、この4戦の打率は5割。
見事にMVP、濃紺のシボレー・スポーツカーの副賞付き、初のタイトル
です。
思えば2年前、太りすぎが原因で、ワールド・シリーズも1試合だけ
で戦力外のベンチ。2011年は辛い減量のシーズンでした。
彼はオフにアリゾナへ家を借りて籠もり、専用シェフを雇い、減量、食生活改善
に取り組みました。最大122㌔もあった体重は、105㌔まで減らし、
今季の復活につなげたのです。
「彼の打撃の素質は買っていた。だから、自分自身で解決すれば、必ず
戻る、と、信じていた。見事にポスト・シーズンに合わせた。
努力で辛い、忍耐を乗り超えた」と、ジャアイアンツ・バウチー監督。
他球団でいらない、と言われた男たちが次々に復活。それをまとめた
バウチー監督以下のスタッフ。
リーグ・シリーズから爆発の7連勝。ジャイアンツは新たな歴史を
刻みました。
CBSスポーツラインのレポートでした。
了
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