タイガースは1日、カンザス・シテイで6-3の快勝。ア中地区優勝
を飾りました。
3番・ミゲル・カブレラは大当たり。5打数4安打1打点。6回のソロ本塁打
で44号。並んでいたハミルトン外野手(レンジャーズ)を抜き、
首位打者(・329)打点王(137)で堂々の単独3冠王です。
1967年のカール・ヤストレムスキー外野手(レッドソックス)以来、
46年ぶりの快挙は、目前になりました。
「ポストシーズンと個人の両方はとてもうれしい」。
タイガースの連覇は1934年から2連覇して以来、78年ぶりの
歴史的な地区Vです。
対称的に117日間もア・リーグ中地区の首位にいた、ホワイトソックスは、
9月18日、3差を付けていたリードを失う、悲劇的な結末でした。
「最後の2週間はチームが満足に動かなかった。言い訳はしない。
すべて私の責任」と、ベンチュラ新監督は、無念の表情でした。
その日から3勝11敗。あっという間に、タイガースにさらわれたショックは
いかばかりでしょうか。
3番・ダン、4番・コナーコのコンビが打てず、投手陣も崩壊。なす
すべもありませんでした。
タイガースの4番・フィルダーは言います。
「ミギー(カブレラの愛称)は本当に見ていて楽しいよ。彼は
間違いなく、リーグの代表スター。オレは後押し役。彼のため
ならなんでもしたい。彼が自在に打てるように、バックアップする」。
両リーグを代表する100打点コンビ。この2人が健在なら、リーグ
王座も夢ではありません。
MLBコムのレポートでした。
了
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