レッズのホーマー・ベイリー投手は、28日のパイレーツ戦で1-0の
完封勝利。四球の走者1人だけ、今季大リーグ7回目のノーヒット・ノーラン
を達成しました。
「まさかのスペシャル。5回にスコア・ボードを見たら、ゼロがまだ
続いている。できるかも」と、ひらめいたが、考えてもできないことが
目の前に起きるとは」。
9回は3人凡打。最後は平凡な内野フライ。26歳、2004年のドラフト指名
入団。今季はこれで13勝10敗、初の200イニング達成です。
レッズ史上15回のノーヒット・ノーランですが、1988年、トム・ブラウニング投手
以来でした。
今季はまさに「ノーヒットの当たり年」。ホワイトソックスのアンバー投手が
シアトルでパーフェクトを達成して以来、エンゼルス・ウィーバー、メッツ・サンタナ、
マリナーズの6人リレー達成、さらに、ジャイアンツ・ケインの完全試合、
マリナーズのヘルナンデスも今季3人目のパーフェクト。
この日のベイリー。1990年の7回と並ぶ当たり年です。
ベイリーはパイレーツ・キラー。今季5勝0敗、1・19。4回も完投勝利です。
この日もベイカー監督は休養。これで9試合連続不在ですが、この間、
地区Vを達成。スピレ代理監督は「1日には元気な監督が戻る。こうなれば
リーグ1位を達成して(目下ナショナルズとタイの95勝)バトン・タッチしたい」。
地元でやられたパイレーツは無残な転落。ついに81敗。
20年間連続勝ち越しナシ。
パーフェクトをやられたのも1971年、カージナルスのボブ・ギブソン以来
のことでした。
CBSスポーツラインのレポートです。
了
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