25日、ナ東地区のブレーブスは、マーリンズに4ー3の逆転サヨナラ勝。
89勝してワイルド・カードへのキップを手にしました。
残り試合は「8」。全敗しても、ワイルド3位組(ブリュワーズ、ドジャースがともに
79勝)を上回るためです。
この日のヒーローは逆転サヨナラ2ランをセンターに打ち込んだ、5番・フリーマン
一塁手。彼は昨年、公式戦の最終日、打てばサヨナラの場面で併殺打。
カージナルスにポスト・シーズン出場をさらわれる、悲劇の男だったのです。
9月に18敗。チームの流れを止められなかった悔しさは、人一倍でした。
「あれがあるから、今の追い込みがある。まだ無念は晴らしていない。
これからも勝ち進んでこそ今日の意味がある」と、頭からバケツに水を
浴びてぐしょ濡れのフリーマンは言うのです。
二塁打して舞台を作った、4番のジョーンズは、これが最後の年。
「今ならどことやっても、強いブレーブスをお見せできる」。今季限り
でユニホームを脱ぐジョーンズをもり立てて、ここまで来たブレーブス。
首位・ナショナルズとの差は「4」。彼らは逆転地区優勝へ。さらに
スパートする意気込みです。
ナ・リーグはレッズ、ジャイアンツが地区V、ナショナルズとブレーブス
が権利を確保。あとワイルドの1球団を残すだけです。
今84勝のカージナルスがほぼ圏内。ドジャース(79勝)は2位危なくなり、
多分無理でしょう。
MLBコムのレポートでした。
了
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