トレード期限の31日、多くの駆け込みトレードが成立しましたが、
うわさされた、クリフ・リー、ジョシュ・ベケットの大物投手は動きませんでした。
高見の見物、と言っていたヤンキースは、Aロド故障の保険に、パイレーツ
からケイシー・マギヒー内野手を右腕・チャド・クアルス投手と交換。
チームの土台に変動はないトレードですね。
注目の大物は、レンジャーズが獲得した、ライアン・デンプスター投手。
もう35歳ですが、不振のカブスで16試合、5勝5敗、防御率2・25と頑張る
安定した投球を見せています。
投手陣の立て直しに悩むレンジャーズは、2人のマイナー選手と交換で交渉、
ドジャースとの獲得競争に競り勝ちました。
ドジャースはフィリースから1番候補のシェーン・ヴィクトリーノ外野手を3人の
若手との交換で獲得。ジャイアンツもフィリーズからハンター・ペンス外野手を
手に入れました。
中地区首位のレッズはロイヤルズから救援のジョナサン・ブロクストン投手を
補強。逃げ切りへの態勢固めです。
2000年のこのトレードでダイヤモンドバックスは右腕・カート・シリング投手を
獲得、2001年のワールド・シリーズ優勝へ結び着けたのは、一番大きな
補強効果でした。
果たしてどこのチームがポスト・シーズンへ実るか?楽しみなあと2ヶ月です。
了
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