右ひじ修復手術後、再びマイナーでリハビリしていた、レッドソックス
の松坂大輔投手は、27日のロイヤルズ戦で、昨年5月8日、
ツインズ戦以来、477日ぶりの勝利。これで、メジャー通算50勝
の記念試合になりました。
この日は、1回に四球から右犠飛で先制されましたが、あとはゼロ。
連打されず、151㌔の速球で三振も取る、(6個の三振奪取)見事な
投球でした。
ロイヤルズ4連戦の最終日。午後1時35分開始のデーゲーム。
気温29度。打者28人、7回、101球。「やっとちゃんと投げられるように
なった。こみ上げるものがあるか、と、思ったら、そうでもなかった」
という実感でした。
ウイニング・ボールは「ツマのために」と、無事に確保。本当に
久々の笑顔でした。
日本人4人目の50勝ですが、松坂は健康だったら、もう100勝近く
にはなっていたでしょう。それにしても、日本投手最高の123勝もした
野茂英雄は偉大ですね。今後、ダルビッシュが10年、平均10勝以上
挙げないと、野茂を超せません。松坂ももう31歳です。
レッドソックスは大型トレードでチームは一新。投手コーチも、松坂のリハビリ担当だった、
ランデイ・ニーマン・コーチに交代していたのも、良かったかもしれません。
これから、ニュールックの松坂を見せることができるのか。
長期契約も切れます。注目のオフになります。
了
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