ポスト・シーズンの夢がなくなった、ブリュワーズは、右腕エース、
ザック・グリンキ投手を売り出しました。獲得したのは、エンゼルスです。
ブレーブス、レンジャーズに獲得競争に競り勝ち、若手のホープ3人と交換トレードで
27日、移籍が成立しました。
ブリュワーズは、今季オフで契約が切れるグリンキとは、キャンプから契約
延長交渉をせず、「どうするのか」その行方が注目されていました。
2009年、ロイヤルズでサイヤング賞を受賞したあと、2010年12月19日、
2-4の大型交換トレードで、ロイヤルズから、ブリュワーズへ移籍。
今季も21試合に先発、9勝3敗、防御率3・44の好成績を残しています。
エンゼルスが放出した3人は、いずれも期待されていたホープ。
特にドミニカンのジーン・セグラ遊撃手は22歳。攻守走のホープで
2010年はマイナーで年間50盗塁も記録。二塁手もこなせる、エンゼルス
のマイナーでは2番目に評価されていた選手。
あとの2投手も2Aの有望株。その若手を出してでも、
欲しかった投手がグリンキでした。
今は、アスレチックスに追いまくられて、2位も危なくなったエンゼルスは
投手陣強化が一番の目標だったようです。
これでウィーバー、ウィルソン、ヘレンのトリオにグリンキの加入で、
先発陣の4本柱はア・リーグではピカイチです。
さて、レンジャーズはどう出るか?移籍期限へあと3日。
黙ってはいない、と、思いますが。
了
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