松井秀喜外野手は、ついに、本来の姿を見せることなく、去ること
になりました。
レイズのマドン監督は「彼のフラストレーションがたまっているのは良く分かる。
力を出せないまま辞めるのはさぞ辛いだろう」と、話しています。
しかし、オフに待っていてもオファーがないまま、こっそり渡米。
ニューヨークで自主トレしていましたが、なぜ、どこかの球団に
自分から潜り込んで、頼み込んで、練習させてもらわなかった、のでしょうか。
私は、エンジンがかからなかった原因のひとつは、キャンプ、オープン戦を経て、
できる体が、できなかったため、公式戦についてゆけなかった、の
ではないか、と、推察します。
無給でも、練習生でもいいいではないですか。
ともかくキャンプに参加してマイナー契約し、昇格を待てばよかった
のではないでしょうか。体が慣れてくれば、もっと、結果も出たのに、と思います。
いたずらに「オファーが来ない」と、ニューヨークに1人閉じこもり、実戦を
全く経験しないまま、やっと、4月30日にレイズをマイナー契約し、体調が整わないまま
昇格したのでは、空しく過ごした2ヶ月間が無駄だった、ような気がします。
代理人は「松井に少しでもいい条件を」と、奔走してくれましたが、呼ぶ球団はなかった
のは無理もないこと。
惜しいですね、ロイヤルズでも、ツインズでも、ホワイトソックスでも、
どこでも門をたたいて、参加させてもらえば、自力ではいあがれた、のではないか、
と、思います。
今さら何を言っても無駄ですが、本当に残念でした。
了
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