フィリーズからオリオールズ入りした、ジム・トーメDHが20日のインディアンス戦
で今季第6号、通算610号本塁打。並んでいた、元カブスのサミー・ソーサ外野手
をついに抜き、単独7位になりました。
4回表、デレク・ロー投手から約125㍍の雄大なアーチ。
とても41歳とは思えないパワーの一撃でした。
「私が来てからオリオールズに力が戻ってきたのがうれしい。
何よりも今日も勝てたのは大きい」とのコメント。
CBSスポーツラインのレポートです。
ここクリーブランドは、トーメが本塁打を量産した、古巣・思い出の地。
インディアンス時代は337本、特にこのプログレッシブ・フィールド
(彼が在籍時代はジェイコブス・フィールド)では189本も打っています。
この日は4番で3安打、二塁打も1本。これは通算449本目。殿堂入り
のジョー・モーガン二塁手と並びました。
「彼の存在は若手の見本。いつもハード・ワークを欠かさない。
チームはいいムードになってきた」と、喜びのバック・シュワルター監督です。
一時、ア東地区2位も危なくなったオリオールズですが、トーメは先頭で
ナインを押し上げます。
次の目標は6位のケン・グリフィーJ外野手。630本です。
了
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