一時は最下位に沈んでいたエンゼルスが快進撃。ついに、
4連勝で首位・レンジャーズ2・5差まで迫りました。
何といっても、4月は眠っていた、3番・プーホルス一塁手が本来のパワーを発揮
してきたのは大きいですが、今のエンゼルスを支えているのは、
1番のマイク・トラウト中堅手、4番・マーク・トロンボ左翼手のヤング・TTコンビ
です。
特に、マイナーから昇格、すぐに、1番に抜擢された、トラウトは攻守走
目覚ましい大活躍です。2009年のドラフト1位指名、ニュージャージー州
出身の新人。まだ20歳のホープ。
この日はドジャースとの恒例の「ハイウェー・シリーズ」。この人気
の開幕戦は5万559人、ドジャー・スタジアムは満員売り切れでした。
そのドジャース・ファンをうならせるトラウトの活躍。4回に6号アーチ、
6回も同点打。9回は四球、2盗、プーホルスのタイムリーで
決勝点。見事な働きでした。打率は・354に上昇。先週は週間MVP
を受賞したばかりです。
4番に起用されたマーク・トロンボ左翼手は、すでに14本塁打のパワー
抜群のホープ。打率も・325。ハンターを2番に入れた、この上位打線
の迫力は他を圧倒しています。
トロンボも26歳。この”T・T砲”コンビはともにエンゼルスは100万㌦
以上のボーナス契約した逸材なのです。
エンゼルスはこれでロード10連勝。レンジャーズとは7月まで
対決はありません。全米の注目を集める2強の争いはワクワクさせる
黄金カードになってきました。
了
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