右ひじ修復手術で、2011年を全休した、カージナルスの右腕、
アダム・ウェインライト投手(30)が、ついにパドレスに完封勝利で
2010年8月6日以来、2年ぶりの快投です。
昨年はリハビリに送り、今季も波に乗れず、2連敗、2連勝、2連敗
のあと、中4日でのパドレス戦でした。
カージナルスは独走しかけていたのに、ドジャーズにスィープ負け、
ついに2位レッズに半ゲーム差まで迫られるピンチのマウンドでした。
「ハードワークでここまできた。本当に長い、辛い2年だった。胸に感情が
こみ上げてくる」と、涙ぐむウェインライトを「自分のことのようにうれしい」
と、モリナ捕手も飛びつきました。
2009年に19勝、2010年は初の20勝と、順調に投げてきた
ウェインライトも、2010年のオフからいつ再起できるか、の道を
乗り越えた勝利です。
プーホルス一塁手がエンゼルスへ去り、バークマン外野手も故障離脱。
苦しい中でのエースの再起は貴重です。
MLBコムのレポートでした。
了
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