不調にあえぐ、ジャイアンツの右腕エース、テイム・リンスカム投手は
25日のマイアミ戦も5回まで1失点で抑えてきたのに、6回裏、突然崩れ、
一気の5失点(勝ち越し3ランも)またもKO負け。2勝5敗、防御率6・41
の崩壊状態です。
たまりかねた、ブルース・バウチー監督は、試合後、監督室に、リンスカムを呼び、
トレーナーを交えて緊急会談。内容はノーコメントでしたが、監督は
「自信を失いかけているティムを激励、お前の信頼はゆるがない、と
言ったのだ」と、複雑な表情でした。
MLBコムのリポートです。
2008、9年と2年連続ナのサイヤング賞受賞の右腕エース。
実は、昨年から不調にきざしは現れていました。
突然、制球が乱れ、真ん中に集まる傾向が止まらないのです。
天井を見て投げるような、特異なフォームですから、いつか、こういう
異変も起こるかもしらない、のは予測されていたのですが。
もう、この投げ方は変わらないので、どう修正するか、今季、
満足に抑えて試合は1試合しかありません。
リンスカムが立ち直らない限り、ジャイアンツの地区優勝は無理です。
同じように、昨年21勝した、アリゾナのエース、ケネデイ投手も
3勝5敗、4・65の不振。昨年の調子を思い出せません。
投手は一度、こうなると、大変です。
バウチーはリンスカムの休養、リハビリは触れませんでした。
あの豪快な投球はいつ戻るのでしょうか。
了
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