ブレーブスは16日、引退したジョン・スモルツ投手の背番号「29」を
欠番にする、と発表しました。
欠番セレモニーは、6月8日、ブルージェイズ戦の試合前、アトランタ
で行われ、ブレーブスの殿堂入りも同時に表彰される予定です。
スモルツはマイナー時代にタイガースからトレードで入団、昇格すると、
グレッグ・マダックス、トム・グラビンと、14年連続ポストシーズン進出の
”黄金トリオ投手陣”を作り挙げた右腕投手。
先発、クローザーの2役を自在にこなした歴史に残る投手です。
通算213勝、154セーブ。1996年にはサイヤング賞を受賞、
オールスター・ゲームに8回選出された実績は素晴らしいもので、資格を得る2015年には
クーパースタウン殿堂入りの有力候補です。
これで、ブレーブスの欠番はハンク・アーロン、ウォーレン・スパーン、エデイ・マシューズ、
フィル・ニークロ、ボビー・コックス、デール・マーフィー、グレッグ・マダックス、トム・グラビンに
続く9人目。コックス、マダックス、グラビンのトリオは、2014年に殿堂入りの
資格ができます。ブレーブスの殿堂入りラッシュが続きます。
「私は欠番になる日が来るとは、想像もしなかった。私の年代はすごい投手
ぞろいで、彼らと競り合えたのが、質の高いピッチングを目指せた背景にある。
いい時代に、いいライバルに出会えたのは幸福だった」
と、コメントしています。
ファンはきっと盛大な拍手でスモルツを祝福するでしょう。
了
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