昨年も両リーグ最多勝利で圧勝したフィリーズだが、昨年最終日に
アキレスケンを痛め、手術した、4番・ハワード一塁手が、果たして
無事に再起できるかどうか?なのが、一番の問題点。
代役に41歳の老雄、600号本塁打した、ジム・トーミーが
古巣へ戻ったが、一塁手は2005年を最後に全く守っていないため、
とても、フルには使えないのが悩み。
本人は「ハワードの再起までやる」と、気力盛んだが、内野手で
健在なのは、ロリンズ遊撃手1人。三塁へ移るポランコも
故障明け、二塁のアトレーはいまだプレーできない。
その上、エースのハラデー投手は右肩の不調で、オープン
3試合打たれ放題。防御率10・57の不振。「たかが
オープン戦」では済まない球威のなさも心配。
昨年のオープン戦はチーム史上ベストの21勝を挙げた
勢いで一気のスパートだった。
今春はまだ6勝7敗。ナの東地区はどこも強化され、
楽に勝てるチームなど全くなくなった。
チャーリー・マニュエル監督は、このピンチを切り抜けることが
できるかどうか?
了
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