ナ中地区のレッズは意気盛んです。
昨年は開幕ダッシュで首位にいたのに、5月中旬の6連敗で3位に落ちて
からは、ついにそのままでした。
しかし、このオフに情勢は一変。首位ブリュワーズは4番のプリンス・フィルダー
一塁手がタイガースへ去り、2位でワールド・シリーズ優勝のカージナルスも
3番のアルバート・プーホルス一塁手がエンゼルスへ。トニー・ラルーサ監督、
デーブ・ダンカン投手コーチの2人が辞めてしまいました。
この2強の戦力ダウンで、いきなりレッズに運が廻ってきた感じです。
オフは投手陣に重点を置く補強が成功。2010年以来2年ぶりの地区Vは
絶好のチャンス。野手は不動だからです。
ファンへアピールする、3台のツアー・キャラバン・バスは、シンシナチ周辺を巡回。
ウォルト・ジョケッテイGMは「優勝を争える戦力は整いました」と、
ファンに応えました。ダステイ・ベイカー監督は5年目を迎え
「1970年代の”ビッグ・レッド・マシン”再現の手応えを感じる」
と、強気の姿勢です。
ホームのグレート・アメリカン・ボールパークでは、様々な催しがあり
ますが、18日には、シンシナチから誕生した、ウィリアム・タフト大統領
を記念した集会も行います。タフト大統領は、始球式をやった始初めての
大統領。ホーム開幕は4月5日。中地区はさらに激戦になりそうです。
了
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