テレビ中期車8台、記者200人。あふれかえるほどのメディアが
詰めかけた20日夜、テキサスの会見。ダルビッシュは3時間前には球場入り、
スーツ姿で会場へ。
約1時間の会見は、日本語で堂々と応答。「何も不安はない。練習
してきた成果を出す。ボールの違いの不安もない」と、落ち着き払った
態度でデビューを飾りました。
写真撮影では中央のダルビッシュをはさんで、右側にロン・ワシントン監督、
左に立つジョン・ダニエルズGMを見下ろす形の体に、みんな、期待を
高めたようでした。
この日の通訳は、広島で経験があり、レンジャースの環太平洋コーディネイター
(スカウト)担当の、ジョー古河有一氏(41歳)。この日は英語はしゃべらず、
日本語で通したダルビッシュですが、「1日も早く英語でコミュニケーションを
取りたい」と、環境に同化する考えを明らかにしました。
「今も、ヒアリングは分かる。しゃべるのはあと一歩だが、通訳に
頼らず、自分で会話し、チームに溶け込みたい」と、はっきり言ったのは、
好感を持たれたようです。
「アメリカに来たからには自分でやる」強い意志の現れこそ、
成功への道でしょう。
「テキサスの夏は40度にもなるが、大丈夫。ライアンさんの本
を読んて感銘を受けた。偉大な先輩の道を学びたい」。
オーナー・グループは全員集合。現場、フロントも集結の
大歓迎に「1月、ここに来たときは、家族のように接してくれた
のが、入団の決め手です」とも言いました。
ユニホームを羽織り、マウンドで軽く投げましたが、「右中間が
狭い感じがする。ブルペンを奥に下げて、外野を広くしてもらう
ようにお願いする」というジョークも。
このままゴー!ダルビッシュ!。
了
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