レッドソックスを解雇され、チャンスを待つていた、岡島投手が
やっと昇格の希望が出てきました。
28日、ヤンキースが岡島とマイナー契約、フロリダ・キャンプ招待選手
で参加、ベンチ入りを目指す予定です。
しかし、ヤンキースは、ウィンター・ミーティング最終日の「ルール5
ドラフト」で、左腕・セザール・カブラル投手を獲得。タンパ・キャンプ
はこの無名の左腕と競争です。
ヤンキースのキャッシュマンGMは「2人は競争。カブラルは意外な
掘り出し物になるかもしれない」と、コメントしています。
ルール5で獲得したチームは、この選手は使わないと、旧チームへ
戻さなかればいけない、条件があるので、GMがカブラルを起用しない
わけにはいかない、のです。
岡島の過去の実績は十分。5年間、17勝8敗、防御率3・11。
彼ももう36歳。「左打者キラー」(被打率・218)で知られる
ベテランですが、この23歳のドミニカンに勝てるかどうかは、
難しい評価です。
カブラルは23歳。ロイヤルズが保有していましたが、今冬の
ドミニカン・ウィンター・リーグで36試合、2・95。55回で70三振
させた剛球投手。
ワザの岡島とは好対照の男。タンパでの競り合いは注目です。
(了)
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