MLBコムは、27日、オークランドのサンノゼ移転は進展ナシ、
と報じました。
1月11日から2日間、パラダイス・バレー(アリゾナ州)で開催
される、オーナー会議の投票でどんな結論がは出るか、ですが、
「サンノザはジャイアンツのテリトリー」と、主張するジャイアンツ側の強硬な
反対を、どう乗り越えるか、心配です。
「私の情報では、何の動きもない。メディアの知らせを待っている
が、何も来ないんだ」と、アスレチックスのルー・ウルフ・オーナー
はお手上げのようです。
新球場は、もしOKになっても、早くても2014年の開幕に間に合うか
どうか、です。建設には、資金も、時間もかかることなので、
来季は、ガラリとメンバーを入れ替え、新人ばかりのチームになる流れです。
すでに主力選手はどんどん放出。このオフ、手に入れたのは、無名
の若手ばかり、7人のマイナー選手(将来のホープ、と、言われていますが)
です。このヤングを鍛えて臨む、方針転換です。
「2014年に合わせて若手の成長が実る、こよを期待してチーム造り
を進める。みんな、2014年への新体制作りです」
と、”マネー・ボール”のビリー・ビーンGMは明らかにしています。
もはや,来年は最下位でも仕方がない、発言、とも取れます。
このヤング集団のチームを目指すのでは、松井秀喜外野手の再契約などは、
とてもありえない、ということになります。
移転が持ち越しになれななるほど、新球場建設は困難になります。
今や、球界の孤児、になりつつあるアスレチックス。いつ、光が見える
のでしょうか。
了
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