レンジャーズは11月29日、カブスのGM補佐、グレッグ・マダックス
の移籍入団、「GM補佐の同じポストでマイナー、若手の指導役になる」、と
発表しました。
レンジャーズの投手コーチには、5歳上の兄、マイクがいますが、実は、
マイクはカブスの新監督候補に挙がり,インタビューを受けて
いましたが、カブスは、別の候補を選び、マイクはレンジャーズへ
戻りました。
「兄がカブスへ来るなら、全力でサポートしよう、と、待っていましたが、
実現しなかったので、それなら、私がレンジャーズへ行く
かな、と」グレッグは決断。レンジャーズは受け入れたものです。
グレッグはこう言うのです。
「私と契約したヘンドレーGMが退団したのも、移籍を
決意した理由。それに、レンジャーズには何といっても、
あの、偉大なライアン(会長)さんがいるからね。ライアンさんの下で
仕事ができるのはまさに、”ドリーム・カムズ・トルー”ですよ」。
兄の仕事がスムースに行くように、若手の相談役になる、グレッグ。
現役時代は4回のサイヤング賞受賞、通算355勝、18回の
ゴールドグラブ賞受賞。ブレーブス黄金時代の輝く右腕でした。
兄マイクは「彼の素晴らしいキャリアは若手の尊敬を集めるはず。
そのポストシーズンを含めた経験は大きい。何といっても
初めて兄弟で一緒にやれるのはこの上ない喜びです」と、
ウェルカムです。
グレッグはテキサス州サンアンジェロ生まれ。生粋の地元男。
それにラスベガスにある自宅は近くなるので、「14歳の子供
にいつでも会える」のも大きいのです。
マダックスは、2014年にクーパースタウン野球殿堂入りの
投票資格を得られます。文句ナシに当選でしょう。
これで、レンジャーズの3連覇は、さらに有力になるのでは
ないでしょうか。
了
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