MLBは11月29日、今年度の「ポスト・シーズン選手分配金」を
発表しました。
劇的な優勝を遂げたカージナルスは、選手1人当たり32万3169㌦98㌣
(約2488万4090円)で、昨年のジャイアンツ(1人31万7631㌦29㌣)
をわずかに越える、うれしい配当アップでした。
負けたレンジャーズも、昨年は1人24万6279㌦55㌣でしたが、今季は
25万1515㌦76㌣(約1936万6732円)。昨年を上回る分配金でした。
この選手分配金は、地区シリーズの3試合、リーグ、ワールド・シリーズの
各4試合の入場料収入の6割が振り分けられ、これを、勝者、敗者、
さらにリーグ・シリーズの敗者、地区シリーズの敗者、他の地区2位クラブ、
合計12球団に配分されます。
チームによって、選手の配分が違うのは、選手会の投票で
「今季は何人で分けるか」を決めるためで、その差が出るのです。
カージナルスは51人、レンジャーズは47人で分配。さらに
部分配当のグループ、キャッシュ(金一封)と分けられます。
優勝クラブの選手配当が、1人30万㌦を超えたのは、2005年
からで、カージナルスが優勝した2006年の1人、36万2173㌦7㌣
がこれまでの史上最高配当です。
それにしても、日本シリーズとはケタが違う配分ではありませんか。
地区2位までに入れば、うれしいボーナスがもらえるMLB。
やはりすごい、ものです。
了
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