カージナルスは、ワイルド・カード制度が採用されてから
10チーム目の出場です。オールスター・ゲームで、
ナ・リーグが勝利したため、ホーム・フィールド開催権利
も手中にし、19日からセントルイスのブッシュ・スタジアム
で開幕します。(現地時間午後7時5分プレーボール。
日本時間は20日午前9時5分)。
セントルイスでのホーム開幕は1982年(ブリュワーズ)以来、
29年ぶりのこと。前回出場の2006年はデトロイトの開幕でした。
1995年にワイルドカードが採用されてから、初出場の
フロリダ・マーリンズは1997年にインディアンスを4勝3敗で破り、
初優勝しました。
以後、ワイルド組の優勝は2002年のエンゼルス、2003年
マーリンズ、2004年レッドソックス、の3チームがあります。
プレーオフのなかった昔は、リーグ優勝チーム同士の対決
でしたが、近年はリーグ最多勝チームがシリーズに出てくることは
減り、波乱の連続です。
今季は「ア西対ナ中」の対決。これは、3地区制度になって
からは、初めての組合せになりました。
カージナルス対レンジャーズは、最近は対戦しておらず、
2004年(テキサス)で3試合(カージナルスの2勝1敗)
やったのが最後です。7年ぶりのカードです。
テレビ視聴率の人気も激減。ナ・リーグ・シリーズは2・9%の
不振。アも4・4%。今年のカードではこの中間ぐらいがやっと
ではないでしょうか。
両チームの登録メンバーは、前日の18日に発表されますが、
レンジャーズのロン・ワシントン監督は、KO続きの上原
には「タマが高い」の一言だけ。その信用失墜は明か。
多分、ベンチ外になるのではないでしょうか。
オールスター・ゲームに続いて「日本人ゼロ」の可能性もあります。
了
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