レッドソックスは9月30日、テリー・フランコナ監督の2012年
オプションを更新せず、ついに、退任が決まりました。
「もう、新たな風を入れるとき、と、判断した。私は、選手との意志疎通が
うまくいかない、のを感じた」と、監督は声明。
ジョン・ヘンリー・オーナーら3首脳も、これを受け入れ、8年間の
フランコナ体制は、ついにピリオドです。
カージナルスとロッキーズをいずれもストレートで破り、
ワールド・シリーズ2回優勝の実績は光るものですし、
744勝552敗の成績も、何も恥じるものはありません。
しかし、2010年は地区3位。今季は、9月4日で、3位・レイズ
の「9差」も附けながら、一気に失速。以後、6勝18敗の
不振で、最終日も9回裏に逆転サヨナラの悲劇で、
2年連続ポストシーズンを逃したことが、去る原因でした。
後任はふさわしい人物を迎えるようですが、さて、
適任者がいるか、どうか?
フランコナ監督は、オジー・ギエンが去った、ホワイトソックス
の後任第1候補に挙げられており、コーチ陣は、フランコナ監督
と親しいスタッフが待っているので、可能性は十分です。
しかし、オーナーのジェリー・ラインズドーフ氏は、「監督に
大金を投じるのはノー」が持論、と言われるだけに、
(ギェンも年俸200万㌦。フランコナは来年のオプション額は
450万㌦)折り合うかどうか?
この解任ニューズは、30日、地区シリーズのア・リーグ
4球団にショックを与えたようです。
了
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