ファン動員に歯止め

ＭＬＢは9月２９日、今季の観客動員数を発表。7342万５５６８人

を集め、2年連続ダウンしていた、ファンが戻った、ことを明らかに

しました。

これは、史上５番目の大入りで、３００万人以上動員は、９

クラブ（ア４、ナ５）で、昨年より１クラブ増えました。

今季はボストン、ミルウォーキーが３００万人の仲間入り、

毎年、１、２を争っていた３００万人常連のドジャースは、

ついに３００万人も割り込む低落でした。

２５０万人以上は１３クラブ。

今季は開幕から天候が不順で、雨天中止は５１試合も

（１９９７年の５４試合に次ぐ多さ）ありましたが、終盤の

盛り上がりで一気に挽回。１６２試合を完了できなかった

のは、ワシントン、ロサンゼルスの２球団（再試合できず打ち切り）

だけでした。

フリリーズは２０４試合完売、レッドソックスも７１２試合売り切れ

の動員新記録を続けています。

ジャイアンツは連覇は逃しましたが、３３８万７３０３人動員は

１２８年のチーム歴史で初めての快挙。カブスも８回目の

３００万人動員です。

下位クラブではロイヤルズ、インディアンス、ロッキーズ、

パイレーツが大幅に増加しました。

ラストの週末はどこも満員の人気。このまま、ポストシーズンは

さらにファンの関心を集めるのは間違いありません。

セリグ・コミッショナーは「全米野球ファンの支持に感謝

します」の声明を出しました。

了