タイガースは、10月6日、敵地、ヤンキー・スタジアムで、
ヤンキースに3-2で快勝。見事3勝2敗で破り、リーグ・シリーズ
へ進出しました。
タイガースがヤンキースとの地区シリーズに勝つたのは、2006年
(3勝1敗)以来、5年ぶりのこと。ツインズに2年連続ストレート勝ち
して、リーグ・シリーズへ進んでいたヤンキースも、この日は11残塁
の拙攻。4、7回、いずれも1死満塁で凡打。4番のA・ロドはノーヒット、
3三振。9回は三振ゲームセット。このシリーズはわずか2安打、
打率・111。5万960人、満員のファンは、一斉にブーイングの嵐でした。
第1戦の勝利投手、ノバは1回に連続アーチを浴び、2回
で右ひじ痛交代。左腕・エースのサバシーアまで救援に繰り出し
たものの、そのサバシーアが痛いタイムリーを浴びて
追加点を許し、無念の敗退でした。
「今日はバーランダーが投げられない。みんな、それを承知
で全員で頑張った。どの選手も自分の役割を果たした
のは、本当に素晴らしい」と、ベテランのジム・リーランド監督は
ナインを称えました。
2番に起用したケリーの先制アーチ、試合ごとに組み替える
用兵のうまさ。さすが、相手を良く見るリーランドの老練さです。
「テキサスへ乗り込むが、バーランダーが第1戦に
行けるので、十分に戦える」。
ア・リーグの優勝を決めるシリーズは、8日(土)開幕します。
レンジャーズの初のリーグ連覇なるか、タイガースが
2006年以来の優勝を飾るか、注目の好カードです。
了
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