13日、両リーグとも大手を掛けられたタイガース、ロード
8連敗のブリュワーズが奮起。逆転勝利で後半戦への
道を開きました。
タイガースは、エース・バーランダーが4失点ながら、8回
まで投げ抜き、ブリュワーズも0-2と先行されながら、本塁打
ナシで4点を挙げ、F・ロド、アシュフォードとつないで逃げ切り
ました。
バーランダーは言います。
「何としてでも最後のホームで勝つ。その執念で投げた。
私は、確かに調子は良くないが、次第に本来の投球ができた。
5連勝しているライオンズ(NFL)王者のレッドウィングス(NHL)
の応援団がやって来る。デトロイトでは、彼らにいつも勇気をもらっているんだ。
だから、今日で終わらないゾ、その意気で投げた」。
一方、ブリュワーズの先発、ウルフ投手も、リベンジの気力
でした。
「この前(ダイヤモンドバックス戦にKO)はストライクが半分しか
入らない。あんな無様なことでは恥ずかしくて、シャワーも浴びる
ことができず、着替える気持ちにもなれなかった。今日は
バックを信じて、ストライクを投げる、これで、7回までやれた」。
今季のシリーズはまさに波乱の連続です。
ウルフはその意気でプーホルズも抑えました。
6、7戦、バーランダーはもう投げることはないでしょう。
しかし、エースの踏ん張りがナインにどう伝わるか、
楽しみはさらに増える13日の2試合でした。
了
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