地区シリーズは7日、ナ・リーグの残り2試合を行い、
ワイルド・カードのカージナルスは、1-0でフィリーズに
完封勝利。ブリュワーズは延長10回、地元の勢いで
サヨナラ勝利です。
今季、両リーグ最多勝利を挙げたフィリーズは、カージナルス
の右腕、クリス・カーペンターをま全く打てず、3安打の沈黙。
今季は地区シリーズで消える波乱とは。
これで、ヤンキース、フィリーズともに去り、アは中地区対
西地区、ナは中地区同士の対決、という予想外の組み合わせに
なりなした。
タイガース対ヤンキースの最終第5戦は、2005年以来の高い
視聴率(6・2%)を挙げ、デトロイト地区では27・6%、ニューヨーク
では18・3%。中継したTBSは「近来にない成功」と、大喜び
でした。
しかし、レッドソックスは出ず、ヤンキース、フィリーズと、東地区
の巨大マーケット3つが消えてしまうと、今季のこれからの視聴率は
大幅ダウンが予想されます。これは毎年の傾向で、西へ行くほど、ファンは
見なくなるのです。
まして、今はNFL、カレジのフットボール全盛季節。NBAが労使の
対立で、プレシーズン試合もできず、やっていない中、野球も苦戦です。
さて、タイガース対レンジャーズ(ア)ブリュワーズ対カージナルス(ナ)
のカードはどこまで人気を集めるでしょうか。
ブリュワーズは1982年以来、29年ぶりのリーグ・シリーズ、
カージナルスは5年ぶりの登場です。
(了)
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