ア東地区3位に定着しているレイズは、残り20試合で
首位と「8差」では絶望、と思うのですが、どっこい、レイズの
指揮官は「まだポスト・シーズンを目指す」と、逆転へ
ファイト満々です。
アの東地区はハイ・レベルです。2位のレッドソックスは
「85勝」も挙げ、中地区のタイガース、西地区
のレンジャーズ(ともに81勝)をしのぐ勝利を挙げて
います。
レイズは、レッドソックスから「7差」も離れています。
「あと20試合」では無理、のはずですが、「過去がこう
だから、今度もこうなる、とはいかないのがメジャーだ」
と、ジョー・マデン監督は言うのです。
この日、9月7日は、西首位のレンジャーズに、延長10回
サヨナラ勝利。今季はこれで11回目のサヨナラ勝利。
そのウチ、6試合はサヨナラ・アーチ。この日も、1番打者
の新人、ジェニングスがサヨナラの一撃でした。
監督が士気を鼓舞するのは、この勝利はチーム創設
1000勝利の記念試合になったからです。
「この日からレイズの新たな歴史が始まる」というのも
うなずけます。
先発左腕、プライスは5回、ナポリの三振で、今季200
三振奪取の快投。前日のシールズに続き、チーム
2人目の快挙です。チーム900勝利(2010年
8月18日)も相手はレンジャーズでした。
9月の残り試合は全部東地区相手。レッドソックスを
迎えるホーム3連戦は週末に、ボストンでは4連戦も
残っているので、計算上は「ライバルに全勝すれば
抜ける」のですが、果たして、どうなるでしょうか。
レンジャーズは「2ケタ大勝のあとが悪い」データが
あります。
この日まで、2ケタ得点のあとは「8勝7敗」の足踏み
なのです。連日激戦のMLB。明日も分かりません。
了
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