カージナルスから、7日に届いたEメールによると
「マイク・シャノン解説者を2012年「フリック賞」へ支援しよう、のキャンペン
を始めた」、という知らせです。
シャノンさんは、カージナルスの放送を39年間、72歳の
今も元気でチームとともにマイクで支えてきた
「ミスター赤い鳥・ボイス」です。
ミズーリ大学からカージナルス入り。最初は右翼手、
三塁へ転出、カージナルスのワールド・シリーズ優勝
に貢献する活躍でした。
シャノンさんの詳細は、「野球博物館の旅」第111回(月間ドラゴンズ
連載)の「シャノン・ギャラリー」に書いてありますが、
現役引退後、1972年から放送界入り、すでに、
クーパースタウン野球殿堂入りしている、故ジャック・バック・アナ
と、名コンビでカージナルスの実況を伝えてきました。
その実績は殿堂入りの資格十分。あとは、選考委員会が
どう判断するか、ですが、カージナルスは”ライク・マイク”
のコールで地元ファンに投票を呼びかけ、支援しよう、という運動
なのです。
2007年に最愛のジュデイ夫人に先立たれた、シャノンさん
は、もし当選すれば、夫人へ喜びの知らせを届け
られるのです。
放送界の功労者を称える「フォード・C・フリック賞」は
1978年に制定され、すでに35人の放送マンが
選ばれて、クーパースタウンに掲額されています。
あのシャノンさんに幸あれ!
了
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