ナ中地区の首位を行くブリュワーズの主砲、
プリンス・フィルダー一塁手から、ついに
「今季限りでサヨナラ」の宣言が飛び出しました。
14日、TVのインタビューで「同僚のブラウンと、すごいコンビ
だが」という質問に応えたもので「もう、彼とは6年間やったきた。
”多分”これでワンツー・パンチはおしまい」のコメントです。
昨年オフ、ブリュワーズの長期契約延長を断り、単年契約し
(つまり今季限り)て臨んだ2011年ですから、おしまい、
の言葉が(多分、という表現でも)出てきても
不思議ではない、のですが。
それにしても、ゴール目前のいま、まだ、地区優勝も、
ポストシーズン進出も決まっていないのに、看板スター
が「出て行く!」と、宣言してしまっていいのでしょうか。
2位カージナルスとは、一時、10・5差もありましたが、
いまは「5・5差」。
こういうケースで最後のどんでん返しは、過去にも多数
実例があるのです。
もう1人、メッツから移籍したフランシスコ・ロドリゲス投手も
「オレは中継ぎで来たのではない。クローザーを
やれないならイヤだ」と、監督に不満をぶつける有様です。
残り試合はあと「12」(ホーム、ロードとも6)。すべて下位
球団ばかりです。マジックは「8」。しかし、マジックはマジック。
万一、カージナルスの猛追に夢が消えたら、どうするの
でしょう。
1982年から29年ぶりの地区優勝を目の前に、ダグ・メルビンGMは
「今は残り試合に集中したい」と、ナインに呼びかけましたが。
了
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