タイガースのジム・リーランド監督は、9月2日、
地元のホワイトソックス戦で、タイガース監督500勝
を飾りました。
先発のジャステイン・バーランダー投手が力投、8-1
の圧勝でしたが、監督は、21勝目を挙げた右腕エースを称え
「今日は私のことより、彼の方を取材してやつてくれ。
私はむろんうれしいが、みんな、選手のお陰なんだ。優秀な
選手がいて幸せだ」と、短くコメントしただけでした。
そうは言っても、中地区首位を堅め、混戦から抜け
出した手腕はさすがベテランの功績です。
タイガースでは500勝以上は5人目ですが、
偉大なスパーキー・アンダーソン監督に次ぐ
実績を残しています。
故スパーキーは、6月26日、背番号「11」の欠番式典
を行い、その11番は掲げられています。ナインは、ユニホーム
にそのナンバーを縫い付け、プレーしています。
リーランド監督も通算1569勝は現役監督第2位。
素晴らしい成績で、引退したら、今の背番号「10」も
スパーキーに次いで欠番になるかもしれません。
それにしても、疲れを知らないバーランダー投手は
「すごい」の一語です。
タイガースの月間MVP投手にも選ばれ(8月は5勝
0敗)アレックス・アビラ捕手も月間MVP野手でした。
バーランダーはこれで、チームが負けたあとは15勝3敗
の連敗ストッパー。この成績は1992年のロジャー・クレメンス
2009年のフェリックス・ヘルナンデス以来3人目の快挙。
あといくつ勝つのか、ただ驚くばかりの精神力、スタミナでは
ありませんか。
了
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