1994年に来日、中日ドラゴンズで1年間、プレーしたことがある
マット・ステヤーズ外野手が、8月3日、ついに、現役を
引退しました。43歳です。
ステヤーズは”代打男”で有名。通算23本の代打本塁打は
MLB最多記録で残っています。19年間、13球団でプレーした
のも「最多球団在籍記録」の持ち主。一塁手、DH、
外野手でプレーし、全盛時代のアスレチックスでは
1998年に26本塁打、106打点、1999年も38本塁打、
102打点の左打ちパワー・ヒッターです。
その好機に強い打力を買われ、2008年のフィリーズでは
ワールドシリーズ優勝メンバーにも加わりました。
カナダ出身では、ラリー・ウォーカーと並ぶ有名人で、
引退後3年経てば、カナダ野球殿堂入りが決まっています。
「最後が来ても悲しくはない。長い、グレートなキャリア
を誇りに思う。もう何も思い残すことはない。堂々と去る
のみさ」。
今は、メイン州バンガー市に住んでいますが、
子供は娘さん3人。男の子はいません。
バンガーの高校生にアイスホッケーのコーチ
をしているそうです。
了