ウェイバーを経ずにトレードできる期限の7月31日、
意外にも主力球団は動きませんでした。
特にヤンキースは沈黙のまま。黒田投手獲得に
動いたようですが、本人がノーでは仕方がなく
諦めました。
最終日の31日は、レッドソックスは3球団の3角
トレードで、マリナーズの32歳ベテラン左腕、エリック・
ベダード投手(今季4勝7敗、防御率3・45)と、救援
のジュシュ・フィールド投手を獲得。
カージナルスはドジャースから快足のラファエル・フーカル
遊撃手を補強。パイレーツはパドレスの4番、ライアン・ルドウィック
外野手を、ブレーブスはアストロズの1番、目下盗塁王の
マイケル・ボウム外野手を手に入れました。
レンジャーズはパドレスから23ホールドを挙げ、
防御率1・13のいい働きをしている、救援のマイク・
アダムス投手も加え、上原と2枚のセット・アッパー
で強化、逃げ切りを図ります。
ジャイアンツを追うダイヤモンドバックスも、首位・
ジャイアンツがレッズに3連敗。「2差」と詰め寄り、
アスレチックスの救援投手、ブラッド・ジーグラー
を取りました。
うわさのあったパドレスのクローザー、オールスター
出場のヒース・ベル投手も、ついに、うわさだけで
動きはありませんでした。
しかし、8月31日がポスト・シーズン出場選手の
締め切り日。まだ、どんな工作が進行しているのか
分かりません。あっと驚かせるニューズは、潜んで
いるような気がします。
了
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