マンハッタンの繁華街、タイムス・スクェアにあるのが
ワックス博物館の世界チェーン、「マダム・タッソー博物館」
です。
ロンドン、上海、ワシントン、ベルリン、ウィーン、
ラスベガス、香港、ハリウッドら各地に展開しています。
毎日、午前10時開館ですが、少し遅れて行ったら黒山の
人。「特に珍しいものではないのに?」と、不思議に
思いましたが、ここは、他の博物館の展示中心の
配列とは大きく違い、ワックス人形を立体的に配置して、
だれでも、すぐ近寄って、寄り添い、記念撮影ができるのです。
それが、うれしくて、「みんなで行こう」と、なる
のでしょうか。
人形は精巧に作られ、生きていように見えるので、
これら有名スターと記念撮影のチャンスはない人々は
「タッソーへ行こう」と、勇んでいます。ここがヒットの
原因かもしれません。
スポーツマンのコーナーは最後にあります。
バットを振るベーブ・ルース、ジャッキー・ロビンソン
と並ぶ、ミッキー・マントル。さらにジョー・デイマジオ。
大広場には、3000本安打目指す、デレク・ジターが主役。
同じニューヨークのデビッド・ライトも立っています。
ボクシングのアリ、テニスのヴイーナス・ウィリアムス。
スポーツ関係の展示は多いのも特徴です。
チケットは博物館では高い(35㌦)方なのですが、これだけ
毎日、ファンの集まる博物館はそうないはずです。
見ても損はない、とも言えるタッソーでした。
(了)
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