7月28日、2つの大型トレードが成立。ひとつは3球団の
3角トレード、もうひとつは、メッツの3番、カルロス・ベルトラン
外野手のジャイアンツ入りです。
主役はナの中地区首位を争うカージナルスの仕掛け。
ホワイトソックスからブルージェイズへ移籍したばかりの
エドウイン・ジャクソン投手(今季7勝7敗)をすぐに獲得、
さらに、ホワイトソックスから救援のオクタビア・ドテルも補強しました。
これで、先発ローテの強化と、安定しない救援陣の
テコ入れにもなります。
3角トレードに参入した、ホワイトソックス、ブルージェイズ
はともに、ポストシーズン進出の望みは、ほとんどない
ので、オフにFAになるジャクソンを放出した、ようです。
ホワイトソックスは救援のJ・フレイザーを加え、
ブルージェイズはカージナルスのコルビー・ラスマス外野手
を取りましたが、ともに戦力になるか、どうか、?です。
ジャイアンツはマイナーのホープ、ザック・ウィーラー投手
と交換でベルトランを獲得しました。
彼は、故障さえ再発しなければ、貧打線に嘆く
ジャイアンツのプラスです。
ベルトランは、アストロズからメッツに加入した当時の爆発力は
すごい存在でしたが、やたらに故障、休養が多く、
大金契約しているため、目下3位で12・5差では
今季は無理なメッツは、諦めて手放したものです。
今夏のオールスター戦で、ベルトランを先発させた
(2番・DH)ナのブルース・バウチー監督(ジャイアンツ)は、
そのときから「ウチに来ないか」と、密かに移籍計画を
練っていたいたのかもしれません。
今季のベルトランは打率・289、15本塁打、二塁打30本。
打てない、点が取れないので、なかなか、勝ち星を
伸ばせないジャイアンツは、ベルトランを3番・右翼(またはセンター)
で起用、すぐ使う予定です。
2位・ダイヤモンドバックスの急追で、目下「3差」の競り合い。
首位を固めるための男をどう生かすか、注目です。
了
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