エンゼルスのアルビン・サンタナ投手は、27日の
インデアイス戦で、1回、エラーから先制されたものの、
ノーヒットを達成しました。
27日は大型トレードが続出。驚くビッグ・ニュースの
ラッシュでした。
ノーヒットは今季、ツインズのフランシスコ・
リリアーノ(5月3日)タイガースのジャステイン・
バーランダー(5月7日)以来、3人目です。
「ここは悪夢ばかり。インデイアンスに勝てる日
は来る、とは思わなかったよ」と、長い舌を
出してサンタナ投手はニヤリ。
彼は2005年5月17日、ここでデビューしましたが、
乱打されてKO。クリーブランドでは0勝6敗、
防御率4・98と散々でした。
それが、この日は105球。スイスイ投げて
初勝利がノーヒットの快挙でした。
この日、クリーブランドのプログレッシブ・フィールド
は、2万1546人の入り。旧ジェイコブズ・フィールド
といっていた、1994年のオープンから、初めての
ノーヒット実現に地元ファンもびっくり。
エンゼルス史上通算9回目のノーヒットですが、
1984年9月30日、マイク・ウイット投手以来、
27年ぶりの歴史的なものでした。
「8回にノーヒットは意識したが、大丈夫だった」と、
度胸も十分。
サイヤング賞有力な、14勝のJウィーバー投手
を先頭に、エンゼルス先発陣は充実。
レンジャーズに「2差」と迫る迫力です。
公式戦はあと残り2ヶ月。この両者のマッチ・レースは
ますます楽しみです。
了
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