タイガースは26日、ホームのデトロイトで、昨年11月、亡くなった
故スパーキー・アンダーソン監督の「背番号11」の欠番セレモニーを
試合前に行いました。
この日は快晴、4万1036人のファンで満員。「12時45分までには
お席におつきください」の場内アナウンスで、座席は埋まり、タイガースの
専属アナ、ダン・ディカーソンさんの司会でスタート。この日は、
相手のダイヤモンドバックスにいる、カーク・ギブソン監督、アラン・
トランメル・コーチとも、1984年、タイガースが王座に着いたときの
主力スター。スパーキーを支えたコンビです。
「スパーキーの思い出はよみがえってくる。ここに来て、スパーキーと
会えるとは。本当にいい日に巡り合えた」と、2人は、ビジター・ベンチ
でセレモニーを見詰めました。
タイガースの欠番はアル・ケーライン外野手、ハンク・グリーンバーグ一塁手、
チャーリー・ゲリンジャー内野手、ハル・ニューハウザー投手、ウィリー・
ホートン外野手に続くもので、「11番」は、これらの先駆者に続いて、
右翼スタンド壁に飾られました。
家族の中には2人の孫も出席。まだ健在のケーライン、ホートン
の両氏も姿を見せました。
タイガースはこの日、ダイヤモンドバックスに逆転勝利。ジャイアンツに
スィープ負けしたインディアンスを抜いて、16日以来の中地区首位へ。
記念の「欠番祝典日」になりました。
了
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