野球殿堂、クーパースタウンでは、28日、待望の
新展示「ワン・フォー・ザ・ブック」を公開。そのセレモニー
を兼ねて、ジョー・モーガン(元レッズ二塁手)カル・リプケンJ
(元オリオールズ遊撃手)ジョー・ニークロ投手(元ブレーブス)
の3人の殿堂入りスターを招いて、テープ・カットを
行いました。
3人とも、新たな記録コーナーを鑑賞。「記録は破られるために
あり、存続することの意味がある。偉大な先人の努力を称え、
これからのファンに、その尊さを教えるようにありたい」
と、こもごも語りました。
この構想は10年前から持ち上がり「単なる展示だけでなく、
その背景を多くの人々に、もっと知って欲しい」と、企画を練り
「ファンが足を止めて、考える時間を持つように
なるコーナーに」と、願っています。
このコーナーへの献金は1億㌦を超え(私もささやかに
協力しました)、いわば、ファンのサポートで完成したもの
だけに、数々の記録を、改めて、味あう、いい機会に
なるのではないでしょうか。
ジーン・フォーブス・クラーク館長は「博物館は、日々変わる
ものです。野球の歴史は常に変わってゆく。それを、伝える
のが、我々の使命です」と、締めくくりました。
ニュールックのクーパースタウン。新たなファン開拓の
一歩になれば、と、思います。
(了)
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