強豪ぞろいのア東地区で、首位を走るのは、
オリオールズです。
12日、ヤンキースを迎えたホームの第1戦は、雨で中止(早くも
今季2回目)になりましたが、ヤンキース、レッドソックス、
レイズ、ブルージェイズ、とそろう東地区で勝ち抜くのは、実に
大変です。
今季はロードでレイズに3連勝。タイガースにも2勝1敗。
レンジャーズには1勝2敗で負け越しましたが、見事な
スタートです。
今季の特徴は①第1戦に必ず勝つ、ことです。
今季は3カードとも第1戦に勝利。昨年8月3日、
バック・シュワルター監督が就任してから、これで
第1戦勝利は17勝4敗。昨年、就任までは、いつも、第1戦で
やられ「また、駄目か」と、がっくりしていたナインの、
負け犬ムードを、監督は追い払ったのです。
さらに、②先発が頑張る、のも大きいのです。
監督就任後、42試合も「クォリテイ・スタート」
(6回まで責任を果たす)を記録。いきなり、ガツン
とやられないように、十分な調整で臨んでいます。
また、③外野手の守備も助けます。
すでに、外野手の補殺は4つ。ロイヤルズに次ぐ
第2位の好守を見せているのです。
アリゾナから来た、マーク・レイノルズ三塁手は
「ミスター・クラッチ」と、呼ばれるほどのタイムリーを
連発。得点圏内で打率・556、8打点で勝利に
貢献しています。
シュワルター監督が懸命に立て直した努力が
良く出ている成果ではありませんか。
オフの補強も十分。これからも期待はふくらみます。
(了)
コメント