レッドソックスは4月18日(月)ホームでブルージェイズに
3連勝。ようやくエンジンがかかりそうになりました。
この日は、恒例のボストン・マラソン・デー。もう115回の長い
歴史を誇る、伝統のマラソン日です。
また、この日は、マサチューセッツ州の祝日「パトリック・デー」。
日曜日と2日の連休。地元のファンは家族総出で祝う、楽しい
1日なのです。
レッドソックスは、この日は午前11時にプレーボールと、マラソン
(午前9時にスタート)と一緒に祝うのです。
不振のレッドソックスも、この日だけは勝率が良く、今日の快勝で、通算
67勝49敗。この11年間9勝目です。パトリック・デーに迎えた
ブルージェイズにも、これで14勝7敗の高勝率。
不振のドン底にいた松阪も、パトリック・デーの助けで、7回1安打
(1回におホセ・バチスタのシングル)1四球。最後の16人を連続凡打。
わずか89球、23人で終わり、見違えるような好投に、最初、
激しいブーイングを浴びせていた、地元ファンも拍手で称えました。
「攻撃的に投げ、ストライク先行ならこのくらいは出来るはず」とは、
テリー・フランコナ監督のコメントです。
パトリック・デーは、ボストン市のレキッシントン、コンコード
で戦われた、独立戦争の記念の伝統行事。当時の戦士の像は、街角に
立っています。
しかし、未だにレッドソックスは東地区最下位。明日からは、
投手力1番のアスレチックス、レンジャーズと首位争いのエンゼルスとの
西海岸6連戦へ。とても「もう大丈夫」と、安心できるわけはありません。
この日も気温10度を割る肌寒いボストン。
西海岸の暖かい天気に乗って上昇するでしょうか。
本命、と期待された姿を見せるのはまだ先ではないでしょうか。
(了)
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