MLBコムは13日、延び延びになっていた、黒人選手への
道を開いたパイオニア、故ジャッキー・ロビンソンを記念する
「ジャッキー・ロビンソン殿堂博物館」が、ようやく資金調達
のメドがつき、来春にも着工する見通しになった、と紹介して
います。
本当は、この殿堂は、2010年に完成するはずだった
のですが、不況の波に押し流され、計画はストップしていました。
ニューヨークのマンハッタン南のバリック・ストリートの
建設予定地には、仮事務所もオープン、すでに、建設
の立て看板も建ち、少しずつ動きだしました。
ニューヨークの地元、プロ野球、ヤンキース、メッツの2球団も
建設支援資金100万㌦(約8500万円)を支出する予定
で、他の協賛金も集まり、ジャッキー・ロビンソン基金の
ブリトン・バエズ会長は「堅い扉が開く感じになった。
多くの支援者がいるので、完成を夢見ている」
と、意気込んでいます。
マンハッタン南に建設された「スポーツ博物館」が
1年も経たずに挫折、閉館してしまったことが
あります。
4月15日は、ジャッキーのメジャー・デビューを
称える「ロビンソン・デー」が、全米各地で展開
されます。
果たして建設は成功するのか?前途は多難ですが、
ロビンソンの偉大な功績を後世に残す殿堂の
完成を祈るばかりです。
了
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