MLBは14日、6月6日(月)から3日間行う「アマ・ドラフト」
の球団指名順番を公表しました。
今年度の指名1番はナの最下位、パイレーツ(2002年以来)。
続いてアのラスト、マリナーズ。ナ西地区最下位の
ダイヤモンドバックス、ア東最下位オリオールズ。
ナ東最下位のナショナルズ。このように、昨年のワースト成績順に
指名を続けます。
2年連続、トップバッターだった、ナショナルズは、
豪腕・ステファン・ストラズバーグ投手、ブライアン・ハーパー
外野手の大物2人を獲得したのですが、今季は1番指名は
パイレーツに譲りました。
タイプAの選手を失ったレイズは、この折り返し第1巡
ラウンド(合計60人)で、最初が3人、折り返しが7人も指名できます。
「アマの大物を獲得して育てた方が、FAを引き留める
よりもベター」の補強作戦のようです。
このコンペンセーション(保障)指名は、他に7球団も
あります。
この指名会議、だれが、どこに行くか、はMLBテレビが
全米に中継するやり方で、これで3年連続、指名シーンが
公開されて詳細に分かります。
会議は3日間行い、最大50ラウンドも行いますが、東部時間
の午後7時から中継は始まります。指名されると、詳細な個人
情報がすぐに紹介され、ファンは、補強を楽しめます。
MLBテレビに加入していれば、だれでも中継を見ることは
できます。下位球団に優先補強のチャンスを与える
ドラフトなので、球団の補強傾向もすぐ分かる、
日本とは違うドラフト制度です。
了
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