アリゾナ州カクタス・リーグで、目を見張るのは、ロッキーズの
快進撃です。
3月26日終了で18勝9敗、勝利率・677で独走しかけていた
ジャイアンツを追い抜いて単独首位。オープン戦は30日まで続きますが、
ホームではあと2試合です。25日のホーム、レンジャーズ戦を
終えて、オープン戦の観客動員は、チーム新記録の13万7308人。
これまでは1993年(ツーソン時代)の11万3072人。一気に
更新です。
8試合連続売り切れ。あと2試合で16万人の最高記録はほぼ
間違いありません。今春から新設されたソルト・リバー・フィールド
の人気は素晴らしく、1万人突破は12試合。毎日、ほぼ満員
続きです。
ここは、フィニックス市に近く、アクセスはツーソン時代とは比較に
ならぬほど便利。その上、最新設備が人気を呼び「一度見に行
こうか」というファンであふれています。
莫大な設備投資は成功でした。
今春のアリゾナはどこもファンは減り、危機感が伝えられる今、
ロッキーズの好調は大きな救いです。
しかし、同じソルト・リバー・フィールドをホームの
ダイヤモンドバックスは11勝23敗の最下位(同じ26日
現在)と、好対照ですから、投打充実のロッキーズは
人気に応えるチーム力の印象が強い、とも思います。
これでナの西地区は、今季も大激戦は間違いありません。
ジャイアンツの連覇にたちはだかるロッキーズ、
ドジャース、パドレスの3チーム(ダイヤモンドバックスは
圏外として)は、最後までハラハラさせるのではないでしょうか。
アリゾナを打ち上げ、コロラドへ戻る3月31日、公開練習を
クアーズ・フィールドで開催します。サイン会も開催。
選手との交流イベントもあります。
4月1日のホーム開幕日には、昨年の19勝右腕、
ウバルド・ヒメネス投手が予告先発。プレーボールが
待ち遠しいですね。
了
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