昨年、中地区最下位に沈み、しかも、右腕エース、
グリンキーをブリュワーズへ放出。「もう、これでは、またまた
最下位」と、だれも思っていたロイヤルズは、3月27日、
ついにア・リーグの首位に立ちました。
18勝10敗、勝率・643。堂々たる首位です。
昨年、途中交代したネド・ヨースト監督は、駄目、の
下馬評を尻目に、今春は機動力をフルに生かした
「ゴー・ゴー野球」を推進しています。
27日終了でチーム盗塁は50。両リーグ断然のトップです。
エースを失ったら、どうやったらいいのか、チームの特徴
をいかにフルに生かすか、考え抜いた方針です。
今はあまり有名スターはいませんが、総力を結集すれば
やれる、という見本ではないでしょうか。
29日、打ち上げのサープライズ・キャンプは、あとホーム
2試合。この成果なら、ホームにエンゼルスを迎える4連戦
の開幕シリーズも期待は持てるでしょう。
中地区はツインズ、ホワイトソックス、タイガース3強だけ
ではない、ことを証明するロイヤルズの努力を評価したい、
と思います。
(了)
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