戦前、カナダにあった日系人の野球チーム「バンクーバー朝日」
の足跡は、テッドフルモト(バンクーバー朝日の歴史と栄光の著者)
後藤紀夫(元CBCアナ、バンクーバー朝日物語の著者)が、克明に
書物にまとめていますが、その人たちをかこむ初めての会合が、
3月7日(月)東京青山一丁目のカナダ大使館で開かれました。
音頭取りは「バンクーバー朝日の会」代表の後藤さん。
あいにくの雪に見舞われましたが、35人の関係者の方々
が出席。はるばるカナダから来日された、戦前の生き残り
の方、上西功一さんも出席。実に、熱のこもった、いい会合でした。
後藤さんは、CBCの現役アナ時代、朝日の番組を
制作、父君が朝日の選手だった、テッドは、この番組
を発見「父の残したものを後世に伝えたい」と、
一大決心して出版のこぎ着けたコンビです。
2人の呼びかけに「日本移民学会」「日本カナダ学会」も
協賛。大使館も「日本、カナダの交流に協力したい」
と、会場を用意され、多くの方の集まりになりました。
NHKでも放映された、朝日の活動を記録した「スリーピング・
タイガー」のDVDも上映され、初めて公開された数々ののシーンに
みなさん、当時を偲ばれたようでした。
朝日にのめり込んだ、後藤、テッド両氏の情熱には、頭がさがります。
出席者の楽しいスピーチは、この次にお話したい、と、思います。
了
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