サンノゼ・マーキュリー・ニューズ紙のEメールニューズ
によると、今、メジャーで活躍中の2人の選手が、オフには母校
のスタンフォード大学へ戻り、専攻課程の卒業を目指して
頑張っている、話題がありました。
ナショナルズの救援投手、ドルー・ストレムは、昨年54試合
に起用され、5セーブ、3・58の成績を挙げて、将来の
クローザー、と期待されているほどの大器。
もう1人、アストロズの第1氏名で入団した、ジェイソン・
カストロ捕手も昨年デビュー。ともに23歳。
2人はスタンフォードの2年生でドラフトされ、学業半ば
でプロ入りしたため、「オフに他の選手は、ゴルフや
レジャーに過ごしているが、これでいいのか、という
ことに気が付いた」と、オフのUターンを目指した、
のです。
大学も「時間を掛けてもいいから、勉学のチャンスを
設けます」と、快く受け入れてくれました。
ともに、建築デザイン・コースが目標。「プロ野球は
一生やれるわけではない。オフの通学は短期間しか
できないが、何とか、両立できるように努力したい」
立派な信念です。
ドラフトのときは、カストロは207万㌦(約1億7000万円)
ストレムは160万㌦((約1億3000万円)のボーナス
契約で入団。ともに前途を期待されています。
名門スタンフォード大学は、サンフランシスコ郊外、
パロアルトの緑あふれる広大なキャンパスで、あこがれの大学の
ひとつです。母校を2年で中退した2人を、ひきつける
魅力は十分あるのでしょう。
「何年かかっても、晴れて卒業したい」2人の夢を
後押ししたい、ものです。
了
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